学校長あいさつ
校長あいさつ
令和4年6月20日、佐藤祐一前校長の後任として、校長の任につくことになりました。
伝統ある本校の校長に就任するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
いま、日本では世界に例をみないほど高齢化が進んでいます。今後も適切な医療・介護・福祉を国民が受けられるよう、国は地域包括ケアシステムの構築を進めていますが、それらの医療・介護・福祉の場面で最も必要とされる人材が看護師・准看護師です。
看護師・准看護師とも専門的な職業人として、社会に大きく貢献することで価値が高まります。それには専門的な知識を得ること、技術を身に着けることが必要ですが、それにもまして患者さん一人一人の喜びや苦しみに触れ、一緒に分かち合うことにより信頼関係を築き、健康な生活を送っていただけるように援助することが重要です。
本校の教育目的は、看護学科においては「看護に必要な知識・技術・態度を教授し、社会情勢に対応できる能力と感性豊かな看護実践者を育成すること」、准看護学科においては「看護に対する基礎的知識・技術と豊かな人間性を養い、地域医療に貢献できる准看護師を育成すること」です。共に看護に対する知識を得るだけでなく、患者さん一人一人の生き方を考えることによって成長していくことができ、また、患者さんに寄り添った医療ができる思いやりのある看護師・准看護師の養成に努めております。
看護師・准看護師を志す皆さん、看護によって得られる喜び、達成感、奥深さを学ぶための第一歩を私共の看護専門学校で学んでみませんか?
教職員一同、志のある、意欲のある方の入学をお待ちしています。
令和4年6月20日
熊谷市医師会看護専門学校
校長 西 山 秀 木